続・ほのぼの日記

いらっしゃいませ!ほのぼのしてもらえるようなエピソード、あり〼

旅が好きかと聞かれたら、ふつうと答える

今週のお題「遠くへ行きたい」

 

 

長年Yahoo!ブログのユーザーだったので、まだこちらでどんなことができるのかが分かっていない。新着記事ってどうしたら見られるんだろう、とか、そんな初歩的なことからつまづいている。

 

しかし、 はてなブログにははてなブログの流儀がある(はず)。

 

とりあえず、はてなブログには「お題」というものがあることをしったので、ものはためしで、お題に沿って書いてみよう。

 

 

今回のテーマは、

 

「遠くへ行きたい」

 

か……。うーん、たしかに遠くに行きたい欲、今までになく高まってるかも?

 

-----------------------------------------------------------

 

旅が好きかと聞かれたら、ふつうだ。

自分から計画することはほとんどなくて、たいてい人に誘われて、ほいほいとついていく。誘われれば二つ返事で行くから、どちらかといえば好きなんだと思うが。

 

だから自分からここに行きたい!というのがなくて、

どちらかというと海は苦手なのに、気がついたら南国ビーチに何回も行ってる。

グアム、ケアンズパラオ……

どれも全く違っていて、きれいだったなあ。

 

f:id:pocca_poca:20200525215840p:plain
f:id:pocca_poca:20200525220009j:plain
f:id:pocca_poca:20200525220216j:plain

 

相変わらず船酔いはするし、泳ぐのはへたくそだけど、おかげで数年に1度はビーチに行かないとそわそわするようになった。

 

海の中には、ふだん自分が生きている世界とはちがった世界がひろがっている。色とりどりの魚たち、まとまって泳ぐ魚の群れ、ゆうゆうと旋回する大きな魚。サンゴの森、巨大な貝。

あまりにも現実離れした美しさで、夢をみている気分になる。

何時間だって見ていられる。

海の中は静かだ。まわりに人がいなくなったように感じるほど。

遠近感がつかめないから、手を伸ばしても魚にはさわれなくて。

ふしぎだなあ、と空振りした手を見つめたりして。

 

ゆら〜ゆら〜と漂ってるとたまにサンゴにぶつかって、夢から醒めるんだけど。そうするとふつうに膝を擦りむくし、へたをすると血が出る。

 

-----------------------------------------------------------

 

だから、ひとり旅というものはほとんどしたことがない。

もし自分が率先して旅に出るとしたら、どこを選ぶだろう。

 

 

昔から憧れている場所がひとつある。

ケニアビクトリア湖だ。

小学生の頃、さだまさしの「風に立つライオン」という歌を知ってから、ずっと憧れている。

 

ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが

一斉に翔び立つ時 暗くなる空や

さだまさし 「風に立つライオン」)

 

この部分を読んだとき、自分の中で想像した光景があまりにも美しくて、何年経ってもこころに焼き付いて離れない。

映像で見たわけでもないのに。

さだまさしの言葉には力がある。そんなに多くを語っているわけではないのに、アフリカの大地とちっぽけな人間の対比があざやかに示され、どうしようもなく胸を打たれる。

そんなenormousでvastな自然の中に、身を投じてみたい。

そういう経験って、どれだけバーチャルな世界が充実しても、実際に行かないとできなさそうだ。

 

 

そういえば最近ではフラミンゴの数も激減したときくけど、どうなんだろう。

ケニアの都市開発もだいぶ進んで、自然への影響も出ているんだろうか。

 

 

世界には想像もできない世界がたくさん待っていて、生きている間に、少しでも見られたらいいなと思う。

もしかしたら、まさに今失われている途中かもしれないと思うと、すこし焦る。

 

 

はやく安心して海外旅行に行ける日がもどってきますように。

アフリカの人たちへの被害も最小限で済みますように。

一刻も早く、ワクチンや治療薬が安価で出回りますように。

 

 

 

そんな祈りを込めながら。

遠くへ行きたい、にまつわる個人的な欲望について書いてみた。