おうち生活2ヶ月がたちました
お題「#おうち時間」
5月が終わった。
桜が咲いて、散って、ハナミズキが咲いて、サツキが咲いて、ツツジが咲いた。
もうすぐ、クチナシが咲くだろう。
何もなさないうちに時間が経っていて、ちょっと焦る。
クチナシの香りをかぐのは、ちょっと楽しみだけど。
……はやく咲かないかな。
新しい働き方になって2ヶ月、Zoomの使い方にも慣れてきた。
システムの使い方に慣れてくると、今度はコミュニケーションの難しさが気になってくる。やっぱり対面とは違う。
オンライン飲み会というものを何回かやってみて、全員がふと黙ってしまうときがあることに気づいた。時間にして数秒、あるいはもっと短いかもしれないけど、沈黙がただよう。対面だったら、なんてことない、おしゃべりの抑揚にすぎない。目線を合わせて笑ったり、ごはんをつついたり、肩をたたいたりすれば、すぐに会話がつづけられる。
でも、オンラインで沈黙がただようと、なんとも言えない気持ちになる。
この沈黙はいったいどこにただよってる?
見えない回線上に?
それぞれの部屋に?
考えだすと、居心地が悪くなる。
オンラインのおしゃべりは、声や表情をシグナルとして発信しつづけないと不安になるみたい。
こんなふうに感じるのは、わたしだけかもしれない。
でも、思うんだ。
空間を共有しているっていうことは、沈黙すら共有しているっていうことじゃないか。
わたしとあなたの間に、同じ時間が流れる。
同じタイミングで風を感じたり、鳥の声をきいたりすれば、きっと同じタイミングで心がざわめく。そういうの、コミュニケーションにおいて大事なんじゃないだろうか。ふだんは決して意識しないけど、そういう文脈の共有がなくなったのが、ちょっと寂しい。
いや、そもそも、大勢を相手に話し続けないといけないシーンもあったりして、そのタイプの方がよっぽど難しいんだけど。
これは自分の話術の問題だから、いたしかたない。
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おうち時間が長くなって、一番大きな変化はなにか。
我が家の場合は、お菓子を作るようになったことだと思う。
チーズケーキやプリンなど、簡単に作れるお菓子を作るようになった。簡単、といっても、自分としてはすごい成長!面倒だなあと思いつつ、ちゃんと秤をつかって計ったり、必要なのかなあと疑いつつ、ちゃんと粉をふるいにかけたり。
レシピの命令通りにやれば、おいしくできるんだね!
でも、考えることはみんな同じなのか。
今日はクッキーを焼こうと思って、スーパーでバターを探したら、有塩も無塩もぜんぶ売り切れ。その部分だけ、がらんどう。
なんと!
張り切っていただけに、気持ちがしゅーんとしぼみました。
おいしいクッキー、焼きたかったな……
それからもうひとつ。
おうち生活が長くなって起きた変化のなかで、大事なもの。
このブログを書き始めたこと!!
普段通りの生活が戻ってきた後も、続けていきたいな。
明日もいいことありますように!